無料波情報の徹底活用法
良い波をあてたい。そう思う気持ちはどのレベルのサーファーでも変わりません。良い波をあてるには波を予想しなくてはなりません。しかし天気図を見たり気象庁提供のエリア気象をチェックしてもよくわからないという方は多いのではないでしょうか。波乗り歴25年の私ですが、正直いまだに気圧配置からのうねりや風の判断がイマイチつきません。
そこですぐに思いつくのは波◯説やな◯あるなどの有料波情報サービスでしょうか。月額数百円で全国各ポイントの詳細情報や予想を提供してくれるサービスは素晴らしくお得だと感じます。かつては私も利用していました。
しかし今はフリーミアムのビジネスモデルもどの業界でも多く提供されるようになってきました。またシェアリングサービスも大変活況だと聞きます。当ページでは無料で良い波を予測する私なりの無料波情報の活用法をご紹介します。
無料波情報サイト
海行こう!サーフィン情報サイト
i92(アイクニ)でおなじみのセキノレーシングさんが提供する無料のサーフィン情報サイトです。
シンプルな携帯電話サイトの作りでとても軽くわかりやすいのが特徴です。有料情報サービスと同様、全国各地の波情報がポイントごとに数時間おきに更新されます。
ポイントの動画や写真は見れませんが、概況とポイントごとの点数と混み具合だけで十分です。翌日の概況も発表してくれますので、翌日のサーフスポット選定に大変役立ってくれます。サイトのクローラビリティはあまりよくないようでご存知の方も多くはないのでしょうか。無料の波情報は正直これだけで十分かと思うほど役立つ無料サイトです。
※下記ボタンはフィーチャーフォンもしくはスマートフォンからアクセスしてください。デバイスのUIDで端末判定をされているようですので、PCやMacからはアクセス出来ませんのでご注意ください。
点数スコア表示とサーファー人数
サーフスポット毎の最新スコアとサーファー人数がわかります。100点が最高スコアのようですが見たことはありません。体感的には35点以上だと遊べるようになっている波と感じます。40点を超えるとかなり良い波ですね。かつて80点という高得点を数回見ましたが、千葉の部原と伊豆の白浜でした。
なお良い波と良かった波の2種で切り替えが可能ですので、今現在良い波のポイントや過去(前日まで)に良かったポイントなど総合的な判断が可能です。
サーフ概況はとにかくシンプルにわかりやすく
ここが一番のポイントかと思います。うねりや風を正確に天気図から読めないサーファーはこの概況だけを読んでいればそう波を外すことはないと思います。1日に3回(早朝、午前、夕方)更新してくれますので各エリアごとにほぼ最新の海の状態がわかります。
海が荒れ模様であれば今日はパスするとか午後から風向きが変わるためこのエリアへ移動した方がいいなどわかりやすく教えてくれます。
サーフポイント詳細ガイドまで収録
テキストのみのシンプルな構成ですが、著名なサーフポイントについては解説をつけてくれています。ビギナーの方やそのエリアが初めての方には海岸線の向きやオフショアとなる風などがわかりますので、サーフ概況と合わせてのポイントをセレクトをすると良いでしょう。写真や動画はありませんが、テキストの情報だけで十分と感じます。
無料気象情報サイト海天気.jp
サーファーの方以外でも認知度は高くご利用されている方も多いのではないでしょうか。海天気.jpになります。海周りのポイント情報を8200以上も提供していましてほぼ全てのサーフポイント の詳細気象情報の把握が可能です。本当に無料でいいのか?というコンテンツの充実ぶりです。
シミラーウェブで見ますと同サイトは月間約100万ビジターが訪れる人気サイトで、来訪キーワードは”釣り”や”フィッシング”が多いようです。なので釣り人の間でかなり活用されているサイトのようです。
海天気.jpはサーファーにとっては充実すぎるほどの優良サイトでして、ポイントごとの詳細気象データが把握できます。通常この手の気象情報はサイトを行き来して把握しないといけないのですが、海天気.jpでは豊富なデータを同一UIにまとめてわかりやく表示してくれています。
もちろん波乗り以外のアクティビティでも活躍してくれるマルチかつ多機能なサイトです!
MY POINTからお気入りポイントへ即アクセス
マイポイントを使えば、よく見るポイントへ即座にアクセスできます。
サーファーがよく使う機能としては、1時間毎の気象情報と波シミュレーター(うねりの向きをコマ送り動画で確認)、潮位あたりでしょうか。サーフトリップへ行く際には海水温データ(こちらはWindy提供)もチェックしますがこちらは色での判断でざっくりとしておりあまり参考にはならないです。この3つがあればほぼ波は外しませんしかなり正確なデータです。
1時間毎の予報を3日先まで出してくれる
サーフスポット毎の1時間おきの風向き、波の向き、高さについて教えてくれます。かなり正確です。
サーフスポットの海岸線の向きや地形を把握していればうねりと風予測から波のブレイクのイメージが掴めます。サーファーとしてはやはり微弱のオフショアを狙いたいですね。日本海などで特に重要な風向きの変わるタイミングと波高の変化がわかりますので、こちらは大変ありがたい機能メニューになります。
潮位と同時に風向き強さもわかる
サーフポイントによっては満潮時がいいのか、干潮時が狙い目なのか。サーファーには必須の潮位グラフです。海天気jpではビジュアル化されていて非常に見やすいです。グラフの下には表形式の潮表が表示されており、風向きや強さを1時間おきに見ることができます。こちらも大変便利な機能です。
日の出や日の入りなどかつて別サイトでチェックすることが多かったですが、全て一箇所で完結できるところが大変気に入っています。
波情報ブログ、SNSの活用
エリア毎の波情報ブログです。よく行く平砂浦や飯岡でのポイント例をあげますと、”平砂浦 波情報”や”飯岡 波情報”での検索で当日の波状況を更新してくれているブログさんに出会えます。エリアに根付いた方が更新していますので情報も的確ですし、何より当日の海写真画像も豊富に見ることができます。過去に遡れば地形もおおよそわかりますしね。大変ありがたいです。サーフトリップ先でもTwitter等含めて使えますね。千葉湘南エリアではデータ放送での波情報配信も始まっていますしこちらも大変便利に感じています。日本全国の地域に早く広まってほしいなと思います。