目黒サーフスポット

目黒サーフスポット
目黒サーフスポットは日高エリア周辺の人気サーフポイント。週末には地元の十勝管内だけでなく、道内各地から多くのサーファーが訪れ賑わいますが、広大な海岸線にポイントが点在しているため、人混みを避けてサーフィンできる場所を見つけやすいとされています。通年波乗り可能ですが、やはり夏〜秋がベストシーズンとされています。
厚めのブレイクで小波では初心者サーファーレベルからも楽しめる人気スポットですが、強い南東うねりが入れば中級者以上のサーファーやローカルサーファーで賑わう。主にビーチブレイクとリーフブレイクが混在しています。特に河口付近はサンドバーが形成されやすく、リーフが点在するポイントもあります。またボトムには玉石も混じるため、フィンやボードへの注意も必要です。
目黒サーフスペック(波情報)
目黒の波質、ベストなコンディション、そして設備情報など、あなたのスキルレベルにあったサーフィンに必要な基本情報をご紹介します。
目黒の波質と適正レベル
外洋からのうねりを拾いやすく、比較的パワフルな波が期待できます。強い風が吹き抜けるため、チョッピーになりやすい反面、風が整うと驚くほどクリーンなフェイスを見せることもあります。このポイントの波は、単純なサイズだけでなく、風の影響やカレントの強さによって難易度が大きく変動します。ある程度の波乗りの経験と、コンディションを見極める力が求められます。
レベル : 中級者〜
ベストサイズ : 胸〜
胸〜頭程度のサイズがベストとされています。それ以上になるとカレントが強まり、非常に上級者向けとなります。
- 波の種類と地形: 主にビーチブレイクとリーフブレイクが混在。
- 波質: 外洋からのうねりを拾いやすくパワフルな波。
- 適正サイズ: 胸〜頭一つ程度のサイズがベスト。
目黒の潮汐グラフと波情報
目黒の波情報、うねり、今後の風予報情報をチェックしましょう。
オフショア : 西
ボトム : サンド+リーフ
太平洋からの南うねりをダイレクトに受けるため、サイズのある力強い波が特徴です。エリアでは反応しにくいような南東〜東からのうねりにも敏感に反応します。襟裳岬から吹き付ける強風がオンショアだとジャンクになりやすいですが、西風が吹きオフショアになると、その風が波の形を整え、シャープなブレイクを生み出します。
目黒ライブカメラ画像
えりも町のライブカメラ、リアルタイム映像をご覧いただけます。海気象の参考にしてください。
Erimo目黒ポイントの設備と注意事項
目黒サーフスポットは、手つかずの自然が色濃く残るポイントです。事前の準備と心構えが非常に重要となります。通年波乗り可能ですが、やはり夏〜秋(特に低気圧が近づくあるいは通過する時期は要チェック)がベストシーズンとされています。
ベストシーズン : 夏〜秋
設備:駐車場
- 水温と防寒対策: 北海道の太平洋側は通年で水温が極めて低いため、ドライスーツや厚手のウェットスーツ、ブーツ、グローブ、ヘッドキャップなど、厳重な防寒対策が必須です。特に真冬の襟裳は、凍えるような強風が吹き荒れるため、装備の選択は命綱となります。
- カレント: ポイントによっては非常に強いカレントが発生することもあります。特にリーフが絡むポイントやサイズが上がった時には、想像以上に流される危険性があるため、自己のスキルと体力を過信せず、無理のない範囲での入水を心がけましょう。
- アメニティ: 駐車場はありますが、**シャワーやトイレの設備はほとんど期待できません。**各自で温水タンクや着替え用のポンチョなど、十分な事前準備をしてください。冬場は特に、体を温めるための対策が重要です。
- 気象条件: 太平洋に面しているため、気象条件の急変に非常に注意が必要です。襟裳岬の突端は「風の館」があるほど風が強いことで知られ、海上では天候が予測しにくいこともあります。出発前には必ず最新の天気予報、特に風向きと風速、そして波情報を確認し、安全な計画を立てましょう。
- 海洋生物: 過去には広尾町フンベ海岸でシャチが目撃された事例もあります。襟裳沖でもクジラやアザラシなどの海洋生物に遭遇する可能性はあります。海洋生物との予期せぬ遭遇には冷静に対応し、安全を最優先に行動してください。
- ローカルルール: 地元のサーファーが大切にしているポイントですので、マナーを守ってサーフィンを楽しみましょう。地域への敬意を払うことが、円滑なコミュニティとの共存に繋がります。
襟裳町周辺でのサーフィンは、事前の十分な準備と情報、そして襟裳の自然への深い理解と敬意を持つことで、北海道の雄大な自然と海の恵みを存分に感じられる、唯一無二のサーフトリップ体験となるでしょう。
目黒ポイントへのアクセスと地図
襟裳町東洋方面の海岸線沿いがポイントとなります。
住所:北海道幌泉郡襟裳町目黒
目黒ポイントへのアクセスは、札幌・釧路方面いずれからも車やレンタカーが最も便利で推奨されます。海岸線沿いに続く**「黄金道路」**は、日高山脈が海に迫るダイナミックな景観が魅力で、まさにサーフトリップにぴったりの道です。
車でのアクセス
道内各都市部からの車でのアクセス方法をご紹介します。
- 札幌方面から
- 所要時間: 道央自動車道、日高自動車道(日高道静内IC〜様似町までは一般道)などを利用して約4時間30分〜5時間。
- 帯広方面から:
- 所要時間 : 約2時間。広尾町を経由し、黄金道路を走ります。
- 旭川方面から :
- 所要時間 : 道東自動車道を経て約4時間30分。
- とかち帯広空港から:
- 所要時間 : 約1時間40分。(※直接、えりも、広尾町方面へ運行している空港バスはありません)
公共交通機関でのアクセス
- JR帯広駅からバスの乗り継いで襟裳町へアクセス可能です(2〜3時間:二千円+α)。ただし、サーフボードの持ち運びや、周辺のサーフポイントへの移動を考えると、レンタカーの利用が最も便利です。バスの本数も少ないため、時間に余裕を持った計画が必要です。
えりも観光と合わせたアクセス
襟裳町は、風の町として知られ、豊かな自然と海の幸に恵まれた魅力的な町です。また漁業が大変盛んで、新鮮な海の幸が豊富です。サーフトリップ時には海の幸を賞味したいですね。
- 襟裳岬: 「風のまち」襟裳のシンボルであり、年間を通して強い風が吹く日本有数の強風地帯です。突端からはアザラシの群れを観察できることもあります。
- 風の館: 襟裳岬に隣接する施設で、襟裳の強風を体験したり、アザラシの生態について学んだりできます。
- 黄金道路: 国道336号線の広尾町から襟裳町庶野までの約34kmの区間は、「黄金道路」と呼ばれ、日高山脈が海岸線に迫る雄大な景色が広がります。ドライブに最適です。
- 庶野漁港(しょやぎょこう): 襟裳町内の漁港で、新鮮な魚介類が水揚げされます。
えりも町の名産、名店
襟裳町は漁業が大変盛んで、特に厳しい荒波の中で育った海の幸は格別です。
- 日高昆布: 高級昆布として知られる日高昆布の産地の一つです。
- サケ・マス: 沖合漁業、定置網漁も盛んで、秋には新鮮なサケが水揚げされます。
- ツブ、ウニ: 豊かな海で育った海の幸が楽しめます。
- 魚介加工品: 日高昆布を使った加工品や、鮭、ツブなどの加工品がお土産として人気です。
- えりもラーメン: 襟裳町のご当地ラーメンで、独特の風味があります。
- 食事処えりも: 地元の新鮮な魚介を使った定食や海鮮丼が楽しめます。
えりも周辺の温泉施設
えりもには温泉施設は少ないですが、近隣の大樹町に温泉があります。
- 晩成温泉(大樹町): 広尾町から車で移動可能な距離にあり、太平洋を望むロケーションの温泉です。サーフィンで冷えた体を温めるのに利用できます。
- アポイ岳温泉(様似町): 少し足を延ばして様似町まで行くと、日高山脈アポイ岳の麓にある温泉施設があります。
目黒周辺のサーフスポット
襟裳町の周辺には、波のコンディションやレベルに応じて楽しめる他のサーフポイントも点在しています。広尾町のフンベ海岸や、さらに西の日高方面にも無数のサーフポイントがありますが、それぞれの海の特徴をチェックして、次のサーフトリップの参考にしてみてください。
北海道のリアルタイム波情報と風予報
北海道エリアの最新のうねり、風の情報をWindyでリアルタイムに確認できます。広尾周辺のコンディションもこちらでチェックできます。
うねりと風予測は24時間先の予報です
北海道のサーフポイントマップ
北海道全域の主要なサーフポイントを網羅したオリジナルマップです。地図から気になるサーフスポットを探してみましょう。
Surfアイコンからサーフスポットの写真画像をチェック!

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