網走海岸(あばしりかいがん)サーフスポット

北海道のオホーツク海側に位置する網走は、太平洋側や日本海側とは異なる独特の波質と環境を持つサーフスポットです。雄大な自然と一体になれるサーフスポットとして夏場に道内都市部からサーファーがサーフトリップ先として訪問します。網走海岸は、オホーツク海に面した数少ないサーフポイントの一つです。日本海側とは異なり、冬季の流氷の影響を受けるため、サーフィンが可能なシーズンが限定されるという大きな特徴があります。

藻琴〜北浜にかけてのエリアは波乗りしやすい海岸が広がる。網走海鮮市場前あたりのポイントも良い。低気圧次第では夏場に頻繁にうねりの入ることもあり、このような東〜北東うねりを当てれば良いコンディションサーフ可能となることもあるのです。

網走海岸サーフスペック(波情報)

🏄 レベルビギナー〜
🌊 ベストサイズ胸〜
💨 オフショア南西
⚓ ボトムサンド
🏖️ ベストシーズン
🚐 設備駐車場、トイレ

網走海岸の波質、ベストなコンディション、そして設備情報など、サーフィンに必要な基本情報をご紹介します。あなたのスキルレベルに合った波を見つけるための情報がここにあります。

波質と適正レベル

主にビーチブレイクです。遠浅の砂浜が広がり、比較的メローな波が多い傾向にあります。北海道の日本海側に比べると、サーファーの数は圧倒的に少ないです。そのため混雑とは無縁で、ゆったりと波乗りを楽しめる環境です。

普段は穏やかな日が多いですが、コンディションが整えば、初心者から中級者まで楽しめる波が立つこともあります。ビッグウェーブを狙うポイントというよりは、ファンウェーブを楽しむ場所と言えるでしょう。

網走海岸の潮汐グラフと潮回り予測

直近の網走海岸の波情報、うねり、風情報をチェックしましょう。

網走海岸の潮見表・タイドグラフ

小潮月齢 6.2日出 4:30/日入 18:21
0100200満 6:36満 18:23干 1:01干 10:520:006:0012:0018:0024:00
潮時1:016:3610:5218:23
潮位干潮 40cm満潮 69cm干潮 59cm満潮 111cm

潮位データ: 気象庁 潮位表(網走・スポットから約8.1km)※天文潮位のため気象の影響は含みません

オホーツク海からの東〜北東のうねりに反応しやすいです。低気圧が接近した際や、秋〜冬にかけての特定の気象条件下で波が上がることがあります。

網走海岸現在のライブカメラ画像

網走海岸の現在のリアルタイム海映像をご覧いただけます。

Abashiri

網走海岸の設備と注意事項

  • 秋〜初冬(9月下旬〜12月頃)**が、比較的波を期待できるシーズンです。この時期は台風のうねりや発達した低気圧の影響を受けやすく、コンディションの良い日があります。
  • 冬(1月〜3月頃)**は、流氷が接岸するため、サーフィンはほぼ不可能です。 流氷が去った後も、水温が非常に低く、本格的なシーズンは春以降となります。
  • 春〜夏(4月下旬〜9月上旬)**は、波が立ちにくい日が多いですが、風波などで楽しめることもあります。
  • 水温: 北海道の中でも特に水温が低いため、年間を通じてウェットスーツ(ドライスーツが必須となる期間が長い)やブーツ、グローブ、ヘッドキャップなど、厳重な防寒対策が必須です。
  • 流氷: 冬季は流氷が海岸を埋め尽くすため、サーフィンは不可能です。流氷情報(網走市観光協会のウェブサイトなどで確認可能)を必ず確認してください。
  • アメニティ: サーフポイント周辺にシャワーや更衣室などの施設はほとんど期待できません。着替えや温かい飲み物などを必ず準備してください。
  • 野生動物: 周辺には野生動物(キツネ、鹿など)が生息しています。特に冬季は注意が必要です。
  • アクセス: 都市部からは距離があるため、余裕を持った計画が必要です。

網走海岸は、雄大なオホーツク海を背景に、知る人ぞ知る秘境感のあるサーフスポットです。流氷の影響を受けるため、他の地域のサーフポイントとは異なる計画と準備が必要になりますが、運良く波に恵まれれば、他では味わえない特別なサーフィン体験となるでしょう。

網走海岸ポイントへのアクセスと地図

住所:北海道網走市北浜

網走海岸へのアクセスは、札幌・旭川方面いずれからも車が最も便利で推奨されます。

車でのアクセス

札幌方面、旭川方面からの車でのアクセス方法をご紹介します。

  • 札幌方面から
    • 所要時間: 道央自動車道、旭川紋別自動車道などを経由する長距離ドライブ約2時間30分。350Kを超える長旅です。
  • 旭川方面から
    • 所要時間 : 旭川紋別自動車道などを経由し約3〜4時間。200K超の長旅となります。

電車アクセスの場合

  • JR石北本線で北浜駅(無人駅)が最寄りとなります。
  • 北浜駅はサーフポイントに非常に近いですが、特急列車は停車しません。網走駅で乗り換えが必要です。
  • 電車での移動は可能ですが、サーフボードの持ち運びや、駅からの移動手段(タクシーなど)を考慮すると、レンタカーが圧倒的に便利です。

網走観光と合わせたアクセス

網走は観光地として非常に有名で、サーフィンの前後にも様々な楽しみがあります。オホーツク海の豊富な海の幸(カニ:ズワイガニ、毛ガニ、タラバガニ、ホタテなどを楽しみたいですね。

  • 網走監獄: 歴史的建造物として保存されている旧網走監獄。
  • オホーツク流氷館: 流氷の科学と自然を学べる施設。冬季以外でもクリオネを見ることができます。
  • 能取岬(のとろみさき): オホーツク海を一望できる景勝地。灯台があり、映画のロケ地にもなりました。
  • 卯原内(うばらない)サンゴ草群落地: 秋にはサンゴソウが絨毯のように赤く染まる絶景スポット。
  • 網走湖: ワカサギ釣りなどが楽しめる湖。

周辺の温泉

網走海岸でのサーフィンは、北海道の中でも特にワイルドで記憶に残る体験となるでしょう。流氷シーズンを避け、適切な準備を整えて訪れてみてください。夏場でも冷えますので冷えた体を温めるのに最適な温泉施設が周辺にいくつかあります。

  • 網走湖温泉: 網走湖畔に複数のホテルや旅館があり、日帰り入浴が可能な施設もあります。
  • 呼人温泉(よぶと温泉): 網走湖の近くにある温泉で、美しい景色と共にリラックスできます。
  • サロマ湖温泉: 少し距離はありますが、サロマ湖畔にも温泉施設があります。

網走海岸周辺のサーフポイント

網走海岸から移動しやすい近隣のサーフポイントを距離順にまとめました。最寄りは約115kmの白糠漁港。うねりの向きや風、混雑に合わせたポイント選びの参考にどうぞ。

網走海岸の周辺には、波のコンディションやレベルに応じて楽しめる他のサーフポイントも点在しています。それぞれの特徴をチェックして、次のサーフトリップの参考にしてみてください。

能取岬(のとろみさき)サーフスポット

  • 網走海岸(北浜)の西側に位置する能取岬周辺も、サーフスポットとして著名です。岬の地形によって、特定のうねりの向きや風の条件が揃った際に波が立ちます。
  • 能取岬は景勝地としても知られており、美しい景色の中でサーフィンが楽しめますが、アクセスや設備の面では北浜海岸と同様に期待できないことが多いです。

常呂川河口(ところかわかこう)サーフスポット

  • 網走より東、常呂町方面にかけての海岸線でも、波が立つことが多くあります。特に「常呂川河口」は、サーフィンも可能な地形であるとされます。常呂町などこのエリアは遠浅の砂浜が多いため、うねり次第でメローなビーチブレイクが期待できます。

北海道網走市北浜