徳島サーフ発祥の地と言われる小さな湾奥に位置する歴史あるクラシカルポイント。北寄りの風がオフとなるが、宍喰〜尾崎にかけてジャンクになってしまう東風もここ内妻ならサイド気味となるが、かわしながらのサーフィンが可能となる。
内妻は南ウネリに敏感に反応するが東には反応しづらい。右側に岩場、左側にテトラとキャパシティはそう大きくないため、混雑時はローカルに配慮し、ビジターは遠慮したいポイント。
普段はビギナーから楽しめるが、台風ウネリでサイズアップした際のパワフルでクオリティの高いブレイクは特筆に値する。最大ダブルサイズまでのうねりに耐えることができる。このサイズを超えてきたら日和佐方面のシークレットリーフ地帯をチェックしたい。
なお地形が比較的深く割れづらいため、ロータイド付近を狙いたい。干潮時からの上げ込みが波が良くなる傾向がある。ローカリズムの強い地域でもあるため、ビジターはローカルに対し節度あるマナーをもって接したい。ビギナーはカレントにも特に注意。サイズが上がれば右側の岩場に沿って離岸流が発生し、サーファーがながされる事故も過去発生している。初級者サーファーは十分注意したい。ロングボーダーも多いポイントだが、波の取りすぎには注意してショートボーダーやBBにも波を譲るなどの配慮を。