熱帯低気圧発生|現在地と今後の見通し

気象庁は2026年8月21日16時30分、熱帯低気圧に関する情報を発表しました。

熱帯低気圧 実況(2026年8月21日15時現在)

気象庁によりますと、8月21日15時現在、熱帯低気圧はトンキン湾にあって、東北東へ時速10キロで進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。中心位置は北緯20.8度、東経108.6度で、位置の精度はほぼ正確とされています。

熱帯低気圧 進路予報(2026年8月21日発表)

気象庁の予報では、24時間後の8月22日15時にはこの熱帯低気圧が台風に発達し、トンキン湾でほとんど停滞する見込みです。中心気圧は996ヘクトパスカルまで下がる予報が発表されています。その後もトンキン湾付近でほとんど停滞し、72時間後の8月24日15時には華南付近を東南東へゆっくり進む予報です。さらに8月25日にかけては、華南付近で再び熱帯低気圧に変わりながら北へ進む見込みとされています。

進路詳細図
気象庁発表データより作図

うねりの見通し|サーファー向け解説

現在の中心位置は北緯20.8度、東経108.6度で、ベトナム北部と中国南部に囲まれたトンキン湾です。日本の主要な海岸からは南西に3,000キロ以上離れており、太平洋ではなく南シナ海側に位置しています。

一般に、台風が北緯20度線を越えて日本の南海上へ進むと、太平洋側の海岸に波長の長いうねりが届き始めることが多いとされています。現在の緯度は20.8度でこの目安の線はわずかに越えていますが、位置はあくまでトンキン湾で、日本の南海上ではありません。

予報では、この熱帯低気圧(のちの台風)はトンキン湾から華南付近にとどまり、停滞や西寄り・北寄りの動きが見込まれています。日本の太平洋側とは陸地を挟んで反対側にあたるため、現在の位置と進路からは、太平洋沿岸や沖縄・奄美を含め、うねりが入りやすい海岸は見当たりません。今後、進路が想定より東に振れた場合などは状況が変わり得ますが、うねりの大きさや時期は今後の進路と発達次第です。

海況や防災に関する判断は、気象庁や各自治体が発表する最新の情報をご確認ください。

出典: 気象庁ホームページ