台風2号サーフスポットへのうねり到達について
2021/4/21更新
一時は猛烈な勢力となった台風2号は勢力を弱めながら日本の南海上をゆっくりとした速度で北へ進んでいます。すでに南西諸島や沖縄本島奄美諸島にはしっかりとしたうねりが届いています。今後は東方向へ向きを変え、大東島や小笠原諸島の南側を通過する見込みです。台風の東進に伴い4/23から今週末にかけて沖縄近海でうねりのピークを迎えそうです。小笠原諸島方面では4/24から4/26にかけてうねりのピークとなりそうです。
ECMWFの予想:沖縄近海はもちろんのこと九州全域と四国にかけてもうねりが到達していることがわかります。台風並みに発達した日本の東海上の低気圧からもしっかりとした東よりのうねりが届きますので今週末の太平洋側は台風からの南うねりにより普段は波の立たないクラシカルポイントでの波乗りも可能となってきそうです!
[2021/4/24(土)0:00分の予想]
2021/4/14更新
4月としては珍しい台風2号の発生です。昨年2020年の台風2号の発生は6月を過ぎてからと遅いものでした。
今回の台風2号スリゲは、カロリン諸島で発生し、北西進を続けており4/18から4/19の週末にかけてフィリピンの東海上にて非常に強い勢力となることが予想されています。
気になるその後の進路ですが4/19から20日にかけて日本の太平洋側に台風うねりをもたらす北緯20度付近を超えて来そうです。その後の進路は不明ですが欧米の複数の大手気象機関では日本上陸を予想する向きもあるようです。
過去2003年の台風2号は4月に九州へ上陸し被害をもたらしたケースもあります。
ECMWFの予想:沖縄の南海上にて非常に強い勢力の台風となっていることがわかります。台風うねりは西日本の太平洋側を中心に到達していることがわかります。
[2021/4/22(木)0:00分の予想]
GFSの予想:方やこちらはGFSの同じ時刻の予想となりますが、EC MWよりも北東方向に台風の中心が位置することがわかります。より日本列島へ接近している予想をしていることが鮮明です。この予想が当たれば日本の太平洋側沿岸には相当しっかりとしたうねりが到達しそうです。
[2021/4/22(木)0:00分の予想]
4月19日週の台風うねり到達
現時点では4/19日の週明けからうねりが沖縄、九州南岸に到達して来そうです。太平洋側の各サーフスポットでしっかりとした台風うねりによる波乗りを楽しむのは現時点で4/22の木曜日がベストであろうと予想されます。
その後週末にかけても台風うねりが残るスポットは多いと推測できるでしょう。